
クリスマス会後にレッスンにきた。恥ずかしがり屋さんの、小学2年生のRちゃんに私は「Rちゃん、クリスマス会どうだった?弾けて良かった?」と聞くと、笑みを浮かべながら、こくんとうなずきました。お母さんも「弾きたいと思っていたみたいです。弾けて良かったです」と言いました。
当ピアノ教室(桶川市)では、クリスマス会がありました。桶川市民ホールの練習室で行ったのですが、ピアノ演奏をしたり、みんなでゲームをしたりして楽しみました。
Rちゃんもピアノ演奏をしたのですが、実はこんなことがあったのです。
次がRちゃんのピアノ演奏の順番でした。ところが、緊張のあまり、泣いてしまって出てこられなかったのです。
実は、Rちゃんは3ヶ月前に入会したばかりでした。
でも、とても頑張り屋さんで、クリスマス会に出たいということで、一生懸命練習をしていました。
でも、当日の会場の雰囲気を想像できたでしょうか?
こんなに大勢の人が座っている状況なんて想像もつきませんよね?
Rちゃんが泣いてしまうのも無理もないことだったのです。
私は、Rちゃんの状況を見ながら、無理に演奏はしなくてもいいかな、、なんて思っていたのでした。
でも、そんな中、Rちゃんの手を取って一緒に行こうと促すと、お母さんと一緒にピアノの所まで来ることができて、ピアノのイスに座ったのでした!
そして、、。ピアノを弾き始めました!
その後は、スラスラと弾き、ノーミスで弾き切ったのでした!
みんなからの温かい拍手!
そして、Rちゃんの初舞台が無事終わったのでした。
クリスマス会で、こんなことがあったのです。だから私は、Rちゃんを褒めたい気持ちと、Rちゃん自身の気持ちを聞きたかったのです。
「良かったね!良かったね!」私は、ピアノを弾き切ったRちゃんの初めてのピアノ発表に拍手喝采をしたのでした。
ピアノを習うことは、ピアノが弾けるようになることだけじゃない。人前で発表する度胸や、自分の気持ちと向き合いながらどうするか、どうしたいかの判断をする力もついてくるのだと思っています。いつもお子さんのより良い成長のためにレッスンを行なっています。





