当ピアノ教室（桶川市）では、12月のクリスマス会に向けてみんなピアノの練習を頑張っているところです！
そのうちの一人、年中のＫくんもクリスマス会に参加します。

Kくんはピアノが大大大好きな男の子。レッスンが始まると、もうすぐにピアノのイスに座ってしまうんです。
Ｋくんはピアノが大好きで家でもいつもよく練習してくるのですが、最近ピアノの教本の中の曲の名前が気になるようなんです。
気になっている曲は「小川の水車」というツィリッヒ作曲の曲。
「すいしゃってなあに？」
Ｋくんがレッスン中に言いました。
「あ～水車ね、これはぐるぐる回るものなんだよ」と話したのですが、Ｋくんはよくわからない様子で「どうやってまわるの？」などと聞いてきました。
そこで、私は、動画を見せて、「こうやってまわるんだよ」と言って、曲を弾いて「ほら、水車がぐるぐるまわってるみたいな曲だよね」と説明すると、、。
この曲にすごく興味を持った様子でその日のレッスンでは少し練習してみました。
そして次のレッスンで、右手はもう弾けるようになっていました。
そして、次のレッスンでは左手も弾けるようになり、あっという間に両手で弾けるようになったＫくん！
私はどんどん弾けるようになるＫくんにびっくり！
自分の好きな事、興味があることは、こんなにも子供を成長させるのだと思ったのでした。
大人だって、自分の好きな事、興味があることには一生懸命になりますものね。

Ｋくんのピアノを弾いてみたい！という気持ちに私も揺り動かされながら、一緒にレッスンをしたのでした！
「好きこそものの上手なれ」と正に思った嬉しいＫくんの出来事でした。

そして、クリスマス会の曲を決める時期になり、どの曲にしようかなと思ったのですが、ここはＫくんの中で今ヒット中の、この小川の水車しかない！と思った私！

Ｋくんも同じくこの曲！と思ったそうで、お母さんからも、「小川の水車にしたいようです！」と連絡がありました。
ということでクリスマス会に弾く予定になっています。
なんだかとても楽しみな私です。

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