当ピアノ教室(桶川市)の体験しッスンに来てくれたのは、4才の女の子でした。メールからお申込みいただきました。
Hちゃんはとってもかわいい女の子でしたが、人見知りをする子だったんです。
でも、ピアノが好きで、自分からピアノを弾きたい!と言い出したそうなのです。
レッスン当日は、10月の末日のハロウィンの日。もう、日が暮れるのも早くなり、暗くなった中、お母さんと一緒に来てくれたHちゃん。
レッスン室の中に入ると、お母さんが「わ~」と言って、ピアノをながめ、Hちゃんもピアノをじっとみつめていました。
ずっとピアノの方をながめていたので、お顔を見せてほしいと思って、まず、私が自己紹介をしました。
今度は、Hちゃんも自己紹介してもらおうと思ったけれど、はずかし~。というかんじで、お母さんにぎゅっとだっこしてしまい、またお顔がよく見られませんでした。
「それじゃあレッスンをはじめようか。」と言ったのですが、まだぎゅっとだっこのまま。でもHちゃん「ママといっしょに」と言ってお母さんと一緒にレッスンをすることにしました。
さあ、はじめはどんな歌知ってるかな?
と思ってうたってみようと思っていたのですが、
Hちゃん、ピアノをさっそくくひきたそうに、ピアノの前から動かないでいました。そしてイスに座ってみると、ゆびでポンポンとひいています。
あれ?よくみると、お母さんの手をにぎりながら、ひいているのはお母さんの手です。
Hちゃんが、お母さんの手を動かして色々な音を弾いているのです。自分のゆびでも弾きたいけど、まだはすかしい〜という気持なのかな?
そして、Hちゃんは真ん中に座っていましたがお母さんは左側にいて、Hちゃんはお母さんのいる左側りの方しかピアノを弾かなかったんです。
やっぱりはずかしいって、Hちゃんの背中に書いてあるくらい、なかなかお顔を見れなかったのですが、「右の方もひいていいよ」と声をかけると、お母さんの手から離れて、Hちゃん自身の指でポンポンポンとひきだしましたよ。
除々にピアノを弾くことではずかし〜気持ちがほぐれてきた様子。だって、自分の指で、ほぼ、ピアノの音を全部弾いてみたHちゃんでした。
他にもすぐ、ドをおぼえたり、かるた遊びもしたりして、もうその頃には、すっかり、まっすぐ、じっくり顔を見せてくれました。
そして、帰る時になんと「せんせいすきなの」と言ってくれた
Hちゃん。そうなの?私も嬉しくなってしまいました。
そして「たのしかった」と言ってくれたHちゃん。
それはよかった!Hちゃんありがとうと思った体験レッスンでした。
当日に、即スズキメソードコースに入会をしていただきました。
早速、CDをお渡しして、これから弾くピアノ曲のCDをお家でも聴いてもらう環境を作っていただくことから始めることになりました。
Hちゃんこれからよろしくね。
ピアノを弾く前にCDを聴いて、ひいてみたい!という意欲作りから始めていきます。
体験レッスンに是非お越しください。