当ピアノ教室(桶川市)に通うKくんは年少さん。ピアノが好きですぐピアノを弾きたがるとってもかわいい男の子。いつもお母さんもそばで一緒にレッスンをしています。

そんなKくんが急にあっと驚く、年少さんから今度小学生になっても大丈夫な位な、しっかりしたお兄さんに変身してしまった出来事のお話しです!

ある日、Kくんがレッスンをしていると、「ピンポーン」と鳴って当ピアノ教室(桶川市)に来たのは!なんと!!

次のレッスンの小学6年生の生徒さんKくん!年少さんのKくんはびっくりしたんです!あまり会ったことのない、大きなお兄さんだったからです!当ピアノ教室(桶川市)レッスンではお互い初顔合わせでした。

丁度、俳句カルタをやっていたところだったので、私は、俳句カルタの読み札を、お兄さんKくんによんでもらおうと思って、バトンタッチ。

いつも読み札を私が言った後にKくんも一緒に言うようにしています。
そして、今日は特別先生、お兄さんKくんが「猫の子のちょいとおさえる木の葉かな」と言うと、、。

なんとKくんが、パッと札を取り「ねこのこの ちょいとおさえる このはかな」といつもより、はっきり、しっかり、大きな声で言ったんです!
「ん?!」
普段のKくんとは明らかにちがう、大きな声!滑舌もいい!
「何だ?これは!!」
と思って私は2人の様子を見続けました!

次に、お兄さんが「大仏の鼻から出るつばめかな」と言うと、またKくんは、パッと札を取り、「だいぶつの はなからでたる つばめかな」とはっきり、しっかり、大きな声で言うではありませんか!
しかも!その後も、ずーっと15枚終わるまでそれが続いたんです!
「!!!」
そして、実は姿勢も正座!ずっと良い姿勢!

もうこの光景を見ていたお母さんも私も拍手かっさい!
たまらなく嬉しい気持ちでした。

お母さんに終ったあと聞いてみたところ、「初めて見ました!びっくりです!」と言ってお母さんにも見せたことのない姿だったようです!

私も、Kくんのこんなかっこいい姿を見ることができて幸せでした!そしてレッスンで出会う、違う学年の子ども同士の関わりもいいものだな、と思った瞬間でした。
レッスンで出会う、子ども同士は、時に大人との関わりよりも大きな影響を与えるのだな!と思い、子ども同士の関わりも大切にしたい。と改めて思ったレッスンでの出来事でした!