当ピアノ教室(桶川市)に通う年長のYちゃんは、クリスマス会で弾く曲を仕上げて無事弾くことができました!拍手!

え?これは普通のことじゃない?と思うのですが
Yちゃんにとって、とても頑張ったことなのです。

今年の当ピアノ教室(桶川市)のクリスマス会は、コロナ感染症以来、みんなで集まる会を避けていたのですが、今年はやっと解禁して、教室の近くの会場を借りて行いました。

でも、会場を借りた日が12月8日(日)でわずか3週間の間に曲を仕上げなければならない!という状態だったのです。
(会場を借りるにも、クリスマスシーズンはどこも混み合っていて、日にちを選べないのです)

Yちゃんが選んだ曲は、片手で弾ける曲でしたが、まだ両手では弾けない曲でした。
そして、この曲は左手が3つの音を一緒に弾く、和音がずっと続く曲でした。これは、まだ手の小さい年長さんのYちゃんにとって、弾きづらい難しい曲です。

「Yちゃん、今日はこの曲をたくさん練習しようね」そう言ってレッスンでは、この曲に集中することにしました。そして、特に左手をたくさん練習しました。
「Yちゃん、もう一度弾いてみて」
「もう一度」レッスンでは本当に何度も何度も同じところを弾くように練習を続けたのですが、
Yちゃんは嫌がることなく、しかも無言で、私の指示通りにひたすら弾き続けました。
Yちゃんはいつも、「ねぇせんせいわたしね〜」と言ってたくさんお話ししてくれる女の子。でも、クリスマス会のこの曲を練習することになってからは、お話しをしません。そして、とても真剣に向き合っています。

日にちのない中、左手の音が難しい曲に挑戦したYちゃん。
お母さんが、「家でも毎日毎日練習しています」と言って、Yちゃんの様子を伝えてくれました。
その頑張りの成果があって、レッスンの時にはどんどん弾けるようになっていきました。
いつもは、たくさん話してくれるYちゃんでしたが、このクリスマス会に向けてのレッスン中では.とても集中して、無言で頑張って弾いていたYちゃん!こんな頑張りがあったYちゃんだったのです。

クリスマス会後のレッスン。いつも、Yちゃんを送ってくれるおばあちゃんが、「クリスマス会楽しかったみたいですよ、人の前で弾けて良かったみたい。」と、Yちゃんの様子を伝えてくれました。Yちゃんにも「クリスマス会どうだった?」と聞いてみたところ、「楽しかった。ピアノははずかしかった」と言いました。
「でも、練習頑張ってたよね、弾けるようになってどうだった?」と聞いてみると、「うれしかった!」と言っていました!
「うれしかった!」この言葉を聞いて、私は良かった!と思い、まだ弾けなかった曲を短時間で仕上げた、集中力と、弾けるようになった達成感。これを体験したのではないかと思い、私は嬉しかったのです。ピアノを通して、知育、つまり生きる力も一緒に身につく!
そう思うと、あー!クリスマス会やって良かったなぁ。と思ったのでした。

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