当ピアノ教室(桶川市)に通う4歳の男の子、Kくんが、
一人でレッスンが受けられるようになりました!
レッスンをはじめてから半年になります。実はKくんは双子の男の子なんです。はじめは、もう一人のYくんとお母さんと3人でレッスンに来ていました。でも、Kくんは4ヶ月頃から一人でレッスンすることになったのです。
最初、2人でレッスンをしていた時は、KくんもYくんもどうやってレッスンをしたらいいのか、わからずに、お母さんに甘えたりしながらレッスンをしていました。そのうち、双子ちゃんでも興味があることがそれぞれ違うので、2人でレッスンするのではなく、一人一人がいいね。という話しをお母さんとすることになりました。そんな中、4ヶ月を過ぎた頃からKくんが一人でレッスンできるようになったのです。
その時の様子です。
あるレッスンの日お母さんが、「今日は一人でレッスンしてみると言っているのでお願いします」そう言って、Kくんは一人でレッスンをしてみることになりました。
「バイバイ」お母さんに手を振ってKくんは教室の中に入ります。
その日のKくんは、レッスンで使うピアノの本や、筆箱やお手玉などみんな自分でバックから出して用意しました!
「Kくんすごいねぇ」しっかりと自分でできるKくんの姿に驚きました。ピアノを弾いたり、音符を書いたり、レッスンを進めていくうちKくんが、「お母さんきたかなぁ?Yくんいるかなぁ」と言って、ふとお母さんとYくんのことが気になった様子。「もうすぐ迎えにくるよ、よくできたよと伝えようね」と私も嬉しくて、早く今日のレッスンのことをお母さんに伝えたい気持ちでした。
迎えにきたお母さんにお伝えすると、「よくできたね!」とKくんをほめて、喜んでいました。こうして、Kくんの一人レッスンが始まったのです。
そんなある日、Yくんにも変化がありました。
「こんにちは、今日Yが一人でレッスンしてみたいと言うのでお願いします」とお母さんが言いました!
「!!Yくんも一人でできそう?やってみる?」ということになったのです。レッスンを始める前に「Yくん、今日は一人でできる?」と聞くと「うん」と言って、「ひとりでやってみようとおもった」と言うんです!
私は、Yくんの前向きな言葉にびっくり!
この日のレッスンは、本当に一人で良くできました!
「とっても良くできました。たくさんほめてあげてくださいね」私はお母さんにそう、お伝えしました。
双子のKくんもYくんも一人でレッスンできたのでした!
子供の成長ってすごいなぁ!
そう思ったのでした。半年前、習い事が初めてだった2人。まだ小さいお子さんは、ピアノのレッスンが、幼稚園の他に初めて通う場所になることもあります。はじめの一歩は、お母さんにとって、お子さんにとっても勇気がいることかもしれませんが、子供の成長は思ったより早い!のだということを感じました。
ピアノのレッスンを通して、できた!がたくさん増えると嬉しいな。と思っています。
(※このお話しは双子ちゃんならではのお話しです。まだ小さなお子さんは、お母さんと一緒にレッスンを受けていただきたいと思っています)
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