当ピアノ教室(桶川市)に通っている、小学4年生のSちゃん。今、曲を仕上げることを頑張っている最中なんです!曲は、ケーラー作曲のそりに乗ってという曲。
このお話しは、2月のお話し。
Sちゃんは、2月に発表会があるからです。2月に発表会?当ピアノ教室(桶川市)では夏に発表会があるのですが、今回は参加希望の方だけの発表会なんです。発表会と言っても、ピアノを弾いた後、アドバイスがもらえて、どうやったらもっと上手に弾けるようになるか一緒にレッスンもしてもらえる発表会なんです!しかも、現役のピアニストの先生に。です。こんな発表会をたまに行っているのです。この会を〔公開レッスン〕と言います。
〈今回参加することになったきっかけ〉
Sちゃんが、この現役のピアニストの先生にレッスンしてもらえる〔公開レッスン〕に参加することになったのは、チラシをお渡ししたことからです。Sちゃんは、この〔公開レッスン〕なるものの経験はなく、お母さんもわからないご様子だったので、ご説明したところ、お母さんは「せっかくだから、参加できればと思います」と前向きな姿勢。Sちゃん本人はというと、出来るかな?と思っていた様子で、はっきりした参加表明はありませんでしたが、Sちゃんの様子を見ながらレッスンを進めていき、徐々に曲が弾けるようになってくると、参加してみようと思う気持ちが出てきた様子のSちゃん。「公開レッスンに参加してみる?」と改めて聞いてみると「うん」と満面の笑み。こうして、〔公開レッスン〕という会に参加することになったSちゃんだったのでした。
〈公開レッスン当日とその後のSちゃん〉
いつもの発表会とは違う、小さなスペースでのレッスン会場に集まりました。参加者は6名。さあ、Sちゃんのレッスンが始まりました。「この部分をこうやって弾いてみて」「ここは、どんなイメージのところかな?」Sちゃんは先生の言うように、弾いてみます。「そうそう!とっても良くなったよ!」こうして、レッスンは終わりました。
レッスンはあっという間に終わってしまいましたが、感想を聞いてみると、「わかりやすかった」とSちゃん。お母さんも、この会場で、他の生徒さんも含めてレッスンを見ることができて良かったというご感想でした。
その後の教室のレッスンで再び感想を聞いてみると、「公開レッスンを受けた曲をあれからもずっと弾いています」というお母さん。「弾きやすくなった」と笑みを浮かべながら言うSちゃん。曲を聞いてみると、音が滑らかになったことと、素敵な音で弾けるようになっていました。
〈公開レッスンの意味〉
私はこう考えます。まず、公開レッスンまでに曲を仕上げること。ピアニストの先生にみてもらいたいという願望、目標をもって頑張る力。そして、レッスンを受けると、ますます滑らかに弾けるようになって嬉しい気持ち。達成感と、もっと練習したい向上心、追求心が出てくるのだと思います。
これらの目標意識、達成感は、ピアノ以外でも、子供の成長過程にでとても大切な力だと思っています。そして、向上心や追求心も、お子さんが成長する過程でとても必要な生きる力だと思っています。ピアノのレッスンを通して、この生きるも育んでいけるのだと思っています。
そしてこの、追求心。ピアノの場合、単に、曲が間違えなく弾けるようになったら終わりではなく、その曲をどうやって弾こうか、自分でその曲をどうコーディネートしてみようか。というところまで弾き続けると、もっと楽しさを感じながら弾けるようになります。そしてそれが聴き手には、素敵な音色として伝わるのです。
でも、ここまで曲を仕上げる機会というのは、実はなかなかない。というのが現実なのですが、生徒さんにこの〔公開レッスン〕の参加を通して、その楽しさを感じてもらいたいと思って、行なっています。
そしてまた、普段からも、当ピアノ教室(桶川市)では、弾けるようになった曲を復習している理由も、こういったことで、もっとピアノを弾く楽しさを感じて弾いてもらえるように、という願いからなのです。
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