4月に入って、みんな1学年上がる季節。今回は、今春小学1年生になった双子ちゃんのお話しです。IちゃんとYちゃんは年中さんから習い始めました。
習い始めた時お母さんは、「ピアノを習わせるなら、楽しく習わせたい」というお考えで入会されました。
そんなIちゃんとYちゃんが、春休みが終わり、小学生になってからのレッスンにきました。「小学生だね、お姉さんになったね」なんて話をしていると、お母さんが、「ピアノだけはやめないって言うんです」と言って、幼稚園で習っていた習い事を見直していたところ、子供からピアノは続けたいと言う強い希望があったという話しをしてくれました。
「そうなの!」私はとっても嬉しかったので、レッスンでYちゃんに聞いてみると、「やめたくないからやめないのたのしいから」と言い、Iちゃんは、「Iちゃんがピアノつづけるっていうから、、」と言って「わたしもすきだからやめたくない」と続けて言っていました。
何とも!私が普段、習い始めるきっかけの気持ち「ピアノを弾いてみたい!」「弾けるようになりたい!」という気持ちを大切にしながらレッスンをしているのです。その気持ちがそのままIちゃんとYちゃんに伝わった!?と思えるとても嬉しいことでした。
習い始めはどんな曲を弾くのかわからなくても、CDでこれから弾く曲を「聞く」ことから始める当ピアノ教室(桶川市)だから、この曲弾いてみたい!と思う興味、意欲がわいて、楽しみながら始められます。
そんなIちゃんとYちゃんの普段のレッスンでは、「このきょくやってみたいの」と言って、弾いてみたい曲の要望があるYちゃんとIちゃん。やはり、CDを家で「聞く」ことを続いている結果なのです。
自分の気持ちを私に話してくれるIちゃんとYちゃん。
子供の「楽しい」「好き」という気持ちってとっても大切ですね。頑張って練習する原動力にもなります。この気持ちでピアノが弾けるようになると、自分の自信にもつながり、自己肯定感も上がり、それはこれから成長する人間形成にも影響すると思っているのです。そんな考えでレッスンしている私です。
これからも成長が楽しみなIちゃんとYちゃん。今は、夏の発表会に向けて練習を始めているところです。